Let's note Linux日記(CF-B5R編)

Panasonic Let's note CF-B5RへのLinuxインストールなどいろいろの情報を書いていきます。

12月14日

* Palm VxとIRでSync
Palm Vxを買ったので、ポケステ設定になっていた赤外線回りをPalm設定に変更した。これで/dev/ircomm0経由でPalmと交信できるようになった。速度は115kでも問題ないようだ。
 以下のページを参考にさせてもらった。
* Palm用Syncツール
RedHatには元々pilot-linkが入っていたが、coldsyncというのを入れてみた。別に詳しく評価したわけではなく、最初に見つけただけのもの。
 Linuxで使うPalmデスクトップはJ-Pilotが有名なのかな。
* 4か月ぶりの更新
4か月も更新をサボっていたのだが、結構なページビューがあるようなので、がんばって書いてみることにした。

8月17日

* 本日の補完
7/21分〜8/1分まで補完完了。
* 今後の追記予定
日記への記述が追いついていないトピックについて予告しておく(笑)。

8月1日

* モデム切断時のハングアップ回避
同じB5Rで同じドライバで問題の発生しない人がいることから、同時に使っている他のモジュールが悪さをしていると見当をつけた。最初に疑わしいのはUSB。USB関係のモジュールをすべて外してみると、モデムが問題なく使えた。IRQをshareしているのが問題なのだろうか。
 ともあれこれでうまく動くようになったので、PPxPの使うモデムを内蔵モデムに変更しておく。/dev/modemリンクを張り直し、~/.ppxp/modem/pctelを作成してモデム初期化文字列を「ATH0E1W1&C0」に設定。このコマンドの意味はwindows側のマニュアルを見ればわかる。

7月26日

* Private Network
vmnet用に使っているprivate addressが会社の社内ネットワークで使われていた。よく調べるとすべてのprivate addressは社内ネットワーク用に予約されているらしい。vmnetではホストアドレスではなくネットワークアドレスが必要になるのでまたややこしい。結局クラスAから使われていなさそうなアドレスを選んで設定し直した。
* apmdでネット再キック
suspendからのresume後、内蔵NICが使えなくなる。ifconfigし直すとうまくいくので、apmスクリプトを作成した。
 /etc/sysconfig/apm-scriptsにはapmscriptというのがあり、サスペンドとレジューム時にapmdから実行される。RedHatではこのapmscript を書きかえてはいけない。こいつがapmcontinueというのをsource してくれるので、それを使う。
 suspendかresumeかはシェル変数「$PROG」で区別できる。suspend時にeth0を落とし、resume時に上げることにした。具体的には、suspend時もしdhcpcdを使っていれば殺し、そうでなければifdown eth0する。resume時は今のところ単にifup eth0してnamedを再起動(ndc restart)するだけにしているが、将来ここでネットワークの自動判別をしたい。
* モバイルネットワーク設定
と言ってもMobileIPのことではない。7/19にも少し書いたが、このB5Rは自宅、会社、スタンドアロン、jus事務局など多くの環境で使うので、DNSやWebプロキシの設定を場所ごとに変更する必要がある。これをなんとかうまくやろうと考えているのだ。
 世の中にもいくつかそういうツールがあるようだ。  すべての環境でDHCPサーバが使えればよいのだが、そうでないとリブート時にDHCPがタイムアウトするまで数分間待たされることになってしまう。

7月25日

* squid設定続き
DNSを「localhost」と書いていたのだが、これをIPアドレスで127.0.0.1と書いたらうまくいったようだ。
* PCtelモデムドライバ
B5Rの内蔵モデムはPCtel。WindowsのドライバファイルはHSPだったし、lspciでもわかる。
00:09.0 Modem: PCTel Inc: Unknown device 7890 (rev 02)
linmodemsWinmodems are not Modemsのページを見ながら、PCTEL.ZIPを試してみたがダメ。その後の情報により、hsp56-linux-1.tar.gzを使うとうまくいくことが判明(Let's Slack!!も参照)。
 しかし一つ問題が発生。回線切断するとシステムがハングアップしてしまうのだ(後日USBモジュールを抜いて解決)。

7月24日

* Windows用ドライバ
Windowsパーティションのc:\util\driversにドライバのインストールキットを多数発見。これを見ればチップの型番がわかるかも。ちなみにサウンドはIntel440MXらしい。
* squid設定
/etc/squid/squid.confはヘルプがたっぷり入っているので、ファイル自体だけを見ながらかなり設定できる。 設定は完了したもののどうもうまくいかない。parentに行く前にDNSを引こうとしてこけているようだ。

7月21日

* VMware正式購入
3大野望も無事達成されたし、評価期間も終わるので正式版のライセンスを取った。
* ALSAサウンドドライバ
B5RのサウンドチップはCrystal cs429x系らしい。ALSA 0.5.8bを入れる。ネコできリナックスサウンドでしょのページを参考に、tar.bz2からRPMを作成してインストールした。

7月19日

* VM Win95の3大野望
引き続きバーチャルWin95の設定。
 そもそもVMwareを使ってやりたいことは3つあった。以前はこれら3つのためにLinuxからWin95へリブートする必要があったのだ。 すでにWord/Excelはインストール完了済。DC-3の通信ソフトもかんたんに入ってしまい、115kbpsでのシリアル通信が可能なことを確認した。桜はインストールは問題ないが、実行するとうまくいかない。ウィンドウそのものが出てこないのだ。
* パラレルポートの設定
パラレルポートがうまくバーチャルWin95から認識されていなかった。VM側のECPポートのアドレスを0x3BCに変更してOKになった。
* IE4.0のインストール
桜が動かない現象は他でも報告されており、IE4.0をインストールすると直るとの情報あり。昨日は失敗したインストールが今日はうまくいく。VMのメモリ割当を増やしたせいかな。
* 桜起動成功
再度トライしたところ、今度はうまくいった。PSメモリーカードとの通信も問題なし。ポケステとはうまく通信できなかった。ポケステの電池がないせいかもしれない。
 ともあれ、これで3大野望はほぼ達成できたことになる。
* モバイル環境におけるネットワーク
このB5Rは自宅、会社、jus事務局、電車の中と様々な場所で使われるため、ネットワーク設定がややこしい。すべてDHCPで統一できればいいのかもしれないが、そうもいかない。そこで、named、squidなど自分専用のキャッシュサーバーを立て、それらの設定ファイルを切り換えることで、ユーザーアプリケーションの設定をし直さずにすむ方法はないか考えることにした。
* namedの設定
手はじめにまずDNS。DNS HOWTOを読みながら設定した。
* その他

7月18日

* デスクトップ機にVMwareをインストール
特に困ることはなくインストール完了。Pentium Pro 200MHzではパワー不足だよと警告される。まあ恒常的に使うわけではないので、いいでしょう。
* デスクトップ機にバーチャルWin95をインストール
* バーチャルWin95のセットアップ
こうしてようやくB5Rで動くようになったバーチャルWin95にいろいろ設定した。 インストールに失敗しても、バーチャルディスクをホストOS上でコピーするだけで元に戻るので気楽に作業できる。
* smbの設定
ホストOS上で/etc/smb.confを書き換え、chkconfig smb onした。/etc/smbusersも作成。
 認証ではねられてエラー。workgroupの設定を合わせ、smbpasswdでパスワードを設定たらうまくいったようだ。
 このあたりの作業は、何かを参考にしたのだが、何だったか忘れてしまった。RedHatのドキュメントからSMB HOWTOを読んだのだったかな。

7月17日

* USBの設定
カーネルにUSBの機能を入れ、モジュールを作るまではしたのだが、これだけではまだ使えない。「Setting up USB on Linux」を参考に、usbd-scriptsをインストールした。その他の設定は以下の通り。基本的に「Setting up……」ページのとおりだが、usbd(ユーザーランドデーモン)は入れていない。

7月15日

* VMwareにWin95を入れる方法
いい方法を思いついた。デスクトップ機にもVMwareをインストールし、その上でWin95のVMを作成する。フロッピーもCD-ROMドライブもあるから簡単にできるはず。できあがったVMはホストマシンの環境には依存しないから、cfgファイルとdskファイルをコピーしてくればB5Rでも動くはずだ。
* デスクトップ機にRedHat 6.2J
デスクトップ機のOSはSlackware 3.5と古いので、まずRedHatを入れるところから始めなければならない。実はこんなこともあろうかと約3G分の空きディスクを使わずに取っておいたのだ。
 NICのI/Oポートを手動で指定する他は特に問題なくRedHatが入った。パッケージは必要最小限にしておいた。Slackwareも使えるようにしておきたいので、そっちのパーティションはさわらないでおく。LILOはWindowsとRedHatだけを設定してMBRに入れてしまったが、後でSlackをフロッピーからブートしてLILOかけ直すことにしよう。
 VMwareをインストールする準備が整ったところで時間切れ。

7月14日

* Virtual Machine FreeBSD
FreeBSDのインストールを完了。結構なにごともなく入ってしまた。VMware tools for FreeBSDを入れる。別にホスト側のXを使う分には必要ないかとも思うのだが、virutal diskアクセスが速くなるという機能もあるかもしれないので。
 VMとホストの間でhost-onlyで通信するために、VMにもIPアドレスを割り当てる。host側ではNFSのexportを設定した。
* Windows95のインストール
もう一つvirtual machineを作り、Windows95のインストールを試みる。まだUSBフロッピードライブの設定をしていないので、インストール用フロッピーをファイルイメージにし、fd0に設定。
 しかしなかなかうまくいかない。jfont.sysがうまくロードできずに日本語が表示されなかったり、virtual diskのfdiskとformatはうまくいってもsys c:が失敗したりする。どちらもフロッピーから範囲外のセクタを読もうとしてエラーになっているようだ。
 MSネットワーククライアントを使ってのリモートインストールもなぜかうまくいかなかった。

7月13日

* XTTの設定
True Typeフォントのインストールとfonts.dir、fonts.aliasを作成した。RedHat6.2Jのxfsはxttのものになっている。
 設定ファイル/usr/X11R6/lib/X11/fs/configにディレクトリを追加し、オプションのキャッシュ設定を行った。deferglyphsは16からallに変更。/usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType/fonts.dirの例としてxttの配布キットにはNetscape用フォント設定があるが、試してみるとどうもうまくいかない。ttcapはちゃんと効いているのだろうか。
* VMwareのインストール
VMware for Linuxをインストールした。詳細を以下に。

* インストール
rpmでインストールし、vmware-config.plを実行。カーネルが2.2.16なのでサポートモジュールがコンパイルされる。sambaはRedHatのものを使うつもりでvmware付属のものは設定しないことにした。
* フロッピードライブ/CD-ROM
B5RにはフロッピードライブもCD-ROMもない。フロッピーにはデバイスの他に普通のファイルを指定することが可能。CD-ROMの方はNFSマウントした他のマシンのcdromディレクトリを指定することはできなかった。CD-DAの都合などがあるのだろう。
* xmodmapのmodifier設定に問題
試しにVMを作ってFreeBSDを入れてみようとする。ここで問題が発生。バーチャルマシンのgrabを解除するとホストマシンのX上でshiftやcontrolが全然効かなくなってしまった。
 VMwareのsupport documentを読んでいたところ、変なmodifier設定を使っているとこうなるらしい。特に変な設定はしていないつもりだが、念のためxmodmap -pmで確認してみる。なんと存在しないキーコード値がshiftに入ってしまっていた。なぜこうなってしまったのかは謎だが(多分kernel keytableを使っていながらxkbdを禁止しているせいだろう)、xmodmapに以下の設定を追加して解決。
clear Shift
add Shift = Shift_L Shift_R

7月12日

* httpdの設定
なぜかhttpdが起動しなくなっていたので設定。/etc/httpd/conf/httpd.confを書き換える。ServerNameをlocalhostに(こんなでいいのか?)、CGI実行可能にする。suExecはめんどくさかったので設定せず。CGIの書き込みデータなどにo+wする。常時接続じゃないからいいや。
* その他ソフトなど
このほかいくつかパッケージを入れた。

7月11日

* pcmcia-cs
カーネルの再構成をしたので、pcmcia-csを再コンパイルする必要があるのを忘れていた。/usr/src/linux/pcmcia-csでmake cleanしたら、package damagedとか出てダメ。pcmcia-cs-3.1.18をダウンロードしてきてコンパイル、インストールした。
 IrSIRで使うIRQを禁止するため、/etc/sysconfig/pcmciaの一行を修正。
PCIC_OPTS="irq_list=3,7,10,11,15"
 そういえば以前のRPMをアンインストールしなかったけど、問題あるかな? RedHat用の起動用スクリプトなどはpcmcia-csには入っていないので、アンインストールで消えられても困るし、このままにしておこう。
* PPxPのインストール
PPxPをインストール。まずuserlinkをインストール、次いでppxp。特に問題なくインストールできた。
* PPxPを使ったダイヤルアップ
TDKのDF2814カードを使ってみる。何事もなく/dev/ttyS2として認識されるので、ln -s ttyS2 modemして、/dev/modemで使えるようにしておく。
 S21用の設定だった~/.ppxpをまるごと持ってきてxppxpを起動。ありゃ、すぐ死んでしまう。問題はttyS2をロックできないことだった。クイックスタートガイドを参考に設定。自分をuucpグループに入れ、ttyS2のグループオーナーもuucpに。/var/lockにwできるようにする。
 これで無事ダイヤルアップできるようになった。
* その他のモジュールデバイス
パラレルポート、USBモジュールを起動時に開始しておくよう設定。これも/etc/rc.d/rc.localに記述。
modprobe lp
modprobe usb-uhci

7月10日

* ポケステ開発環境
ポケステ開発用のクロスコンパイラを用意。binutils-2.9.1とgcc-2.95.2をthumb-coffでコンパイルした。前のマシンで作った開発補助のPerlスクリプトもインストールする。
* gdが古い
ポケステ用Perlスクリプトに必要なGDモジュールをインストールしようとして、libgdのバージョンが1.3と古いことに気づく。最新版のGDではUnisysのGIF特許を回避するために、GIFが扱えないようになっている。GIFを使いたいからわざわざ古い版を持っているということだろうか。libpngなどもちゃんと入っているので、gd 1.8.3をどっかから持ってくればよいのだろう。
* IrSIRによるポケステとの通信
できあがった自作ソフトをポケステに送信するためにはIrDAを使う。本当ならIrCOMMなどの仮想シリアルを使いたいところだが、ポケステ側のソフト(MikoさんのIrDataCopy)の都合もあってIrSIRで直接交信する。
 B5RのIrDAチップは16550Aコンパチなので、そのままシリアルとして使えるはずだ。しかし、IRQが通常と異なるため、ブート時に認識されていなかった。/etc/rc.d/rc.localに以下の1行を追加。
setserial /dev/ttyS1 port 0x338 irq 5 uart 16550A autoconfig
 これでポケステとは/dev/ttyS1で交信できるはず。しかしやってみるとうまくいく場合といかない場合がある。ポケステからのデータは受信できているのにB5Rから送信したデータがポケステに受信されていないようだ。sttyの設定などいろいろ試してみたがわからない。S21を相手にちゃんと交信できることから、問題はポケステ側にあることがわかった。
 そこでB5Rとポケステの距離をいろいろ調節しているうちに原因が判明。なんと距離が近すぎたのだ。15cmくらい離して置くとうまくいくようだ。とにかくこれでポケステ開発が続けられるようになり一安心。
* IrDAの設定
カーネルにIrDAの設定をしたのでirda-utilsの設定もする。ディストリビューションに元々入っていたもので問題ないがドキュメントがみつからなかったのでソースを持ってきた。
 findchip -vしてみると、チップはNSC PC87338と認識されるのだが、modprobe irdaするとチップバージョンが想定外ということで結局エラーになっている。FIRはダメでもSIRは使えそうだ(irattachすればいいらしい)。通信相手のIrデバイスを持っていないので、IrLANやIrCOMMを試すことはまだできない。
 ところでirattachしてしまうと当然ながら/dev/ttyS1が専有されてしまい、ポケステとの通信はできない。当面ポケステ以外では使わないことにしてirda関係の起動スクリプトは設定しないことにした。

7月6日

* Emacs/T-Code
Emacsにtc-2.0を導入。これでようやく日本語が入力できるようになった。しかしながらEmacs 20を使うのは初めてなのでいろいろ苦戦。
 交ぜ書き辞書を作ったり、tc2b9のデバッグや拡張もして、快適な入力環境が整った。

7月5日

* カーネル再構成
カーネルのコンパイル、インストールは問題なく完了。
make dep all modules
suして、make modules_install install
これで/bootに2.2.16カーネルが、/lib/modulesに2.2.16のモジュールが入り、symlinkも適切に張られる。
* フロッピーブート失敗
さて、このカーネルをLILOに登録するかブートフロッピーを作るか。昔のやりかた通り、まずフロッピーブートを試してみよう。USBフロッピーは使えないので、S21のフロッピーを使って書き込むか。make zImageでできたカーネルイメージをフロッピーに書き込む。
make zImage
rcp arch/i386/boot/zImage basil:/tmp/
basilでdd bs=8192 if=/tmp/zImage of=/dev/fd0
試しにブートしてみると、圧縮イメージを展開するところで圧縮フォーマットが違うよみたいなエラーで止まってしまう。bzImageでやってみたが同じ。
 フロッピーLILOを作成しようとあれこれ試みるがダメ。断念。loopbackデバイスを作って通常ファイルにフロッピーイメージを作ろうとしたが、LILOが「そのデバイスの使い方わかんない」と言って失敗。ネットワークデバイスとかを使うとできるのかもしれないが、S21にそのドライバがないので多分ダメだろう。
* LILOに設定
腹をくくってMBRのLILOに入れることにした。/etc/lilo.confをいじって、元のカーネルをoldlinuxの名前でブートできるようにしておき、make zlilo。
 リブートするとrootがマウントできなくてpanic。ext2fsをモジュールにしちゃダメだよ。configし直してやり直し。今度はOK。これでカーネル2.2.16+USB backportになった。USBデバイスの設定は明日以降
* 日本語の功罪その後
LANGが日本語になっているとtcshのbindkey -eでM-bなどがバインドされない問題発覚。結局.tcshでunsetenv LANGし、kterm起動時に一瞬日本語にするようなラッパースクリプトを書いた。
* DB_File解決
perldoc DB_FileによるとBerkeley DBのバージョンが2になっているとのこと。db_dump185でダンプしてdb_loadに食わせるとフォーマット変換ができるようだ。試しにひとつだけ変換してみたら無事読めた。
* OpenSSH
Open SSHと、Open SSLRPMからインストールした。
 まだrpmの使い方に慣れていない。manをひっくり返したりしてるとtar.gzを自分でコンパイルした方が早いんじゃないかと思えてくる。ここで学んでおけば後が楽と思ってrpmを勉強。
* パーティショニングのミス
パーティショニングが実は間違っていたことが発覚。実際にはhda3が/に、hda5が/bootになっていた。そもそも/bootを分けるのは、ディスク先頭から8G以内に置くという目的があるのだ(でないとLILOから見えない)。計算してみるとギリギリ8G以内に納まっていたらしい。とりあえず害がない間違いでよかった。

7月3日

* プレゼントトラックボール
届いた黄玉をS21につけてみた。結構よいかも。ヨメさん曰く「青い方(B5R)につけるのは不許可」。
* 日本語の功罪
RedHatではLANG=ja_JP.eucJPがデフォルトなのだが、この状態だといくつか問題がある。 ログイン時にunsetenvするように変更してみたが、今度はktermがコアダンプする(アイコン状態で起動する場合のみかもしれない)。結局元に戻した。
 まあ、日本語マニュアルを読まなければ問題ないので、今後は読まないことにしよう。manやdateやエラーメッセージの言語をLANG以外で切り換えるのはどうすればいいのだろう。LC_なんとかを細かく指定するのかなあ。
* かしこいpasswd
shutdown専用のアカウントをパスワードなしで作ろうと思ったのだが、passwdがかしこすぎて、rootで作業しているにもかかわらず、空のパスワードがつけられない。結局/etc/passwdをviでいじっちゃったんだけど、こんな方法でいいのか?
* ネット不通状態でのブート
自ホストのホスト名は127.0.0.1にエイリアスされているのだが、これを別にしたらsendmailが立ち上がらずブートできなくなった。自ホストのドメインを調べにDNSに接続しようとするが、ネットがつながっていないのでスリープ&リトライをくり返しているもよう。
* 自分のhomeをS21からコピー
S21とクロスケーブルで接続し、ファイルをコピー。WindowsのデータをWindowsでコピーしようとしたら、またしても途中で止まってしまった。変なファイル名があったとき、そのファイルだけエラーにして残りは実行する方法ってないのだろうか。結局Linuxでrshとtarを使ってコピー。日本語のファイル名は化けるかまたは使えないかだが、仕方がない。私は大事なファイルには日本語名をつけないようにしているはずなので、まあ問題ないと思う。
 Linuxのホームもrshとtarでコピーしてきた。umaskに気をつけないと困ることがあるかもしれない。
rsh basil tar cf - . | (umask 0 ; tar xvpf -)
* いろいろインストール
/usr/localの実体を/home/localに向けていろいろインストールした。
* xclockの時刻が狂う原因が判明
resume後、apmdはhwclockと同期を取るのだが、それより先にxclockがkernel clockを読み出してしまうらしい。xclockを-update 1で使っているのも一因だが、これをどんな数字にしたところで、現象が出るのは防げないと思う。やはりRTC_IS_GMTをnoにしてカーネルを作るか。
* カーネル再構成
カーネル2.2.16にUSB-backportパッチを当ててconfigまで作業したところで時間切れ。

6月30日

* XのDvorak設定
/etc/X11/XF86Configの設定でXKBをdisableにすると、カーネルのkeytableが生きることが判明。いくつかの機能キーは設定されないので、別途xmodmapを書く必要はあるが、Dvorakを全部書くよりはマシ。
* サスペンドに不具合
サスペンドやハイバネーションから復帰すると、xclockの時刻が9時間進んでしまう。なぜ?カーネルの「RTCはGMTだよ」オプションが関係してるのだろうか?
 ビンゴっぽいな。apmdとhwclockで直す方法もあるが、RTCをGMTにしてWin98の設定を変えるというアプローチもありそう。←Win98はRTCがローカル時刻でないとダメらしい。
* メモ
2.2.16対応(暫定版)のConfigure.help和訳

6月29日

* アカウント設定
自分のユーザアカウントのuid, gidがなぜか500.500になっていたので、/etc/passwdと/etc/groupを修正し、chown -Rで直す。他のマシンと同じにしておかないとNFSしたときややこしい。
* Dvorak設定
次の作業はカーネルの再構成だが、作業効率にかかわるのでDvorak設定を先にすることにした。
 コンソール用はkeymapを変更。/usr/lib/kbd/keymaps/i386/dvorak/dvorak.kmap.gzをdvorak-kaoru.kmapにコピーして修正。なんか間違ってる。上の方にあるincludeは下に書くのが正しかろう。showkeyでスキャンコードを調べつつ、S21の設定を見つつ、CtrlとCapsを入れかえ、漢字キーをEscに、他の日本語キーはだいたいAltに設定した。/etc/sysconfig/keyboard内の「dvorak」を「dvorak-kaoru」に変更。これで次回ブートからはこのファイルが使われる。右下の方のキーももう少し使いやすい配列がありそうだ。う、なぜかひらがなキーのコードが来ない。Deleteも^?でなくてエスケープシーケンスが来てしまう。後で直そう。← これはリブートしたら直った。
 XFree86 3.3.6は、linuxカーネルのkeytableを見ない設定にまた戻ったようだ。X用のDvorak設定は自分でxmodmapを書く必要がありそう。う、このxkbってなんだ。要調査。
* /tmp → /var/tmp
/tmpの実体が/パーティションにあるので、/var/tmpになるようにsymlinkを張る。
* キャンペーン
カラートラックボールプレゼントの発送通知が来た。黄色玉が当たったらしい。緑の方が良かったのに。回りを見渡すと、なんか黄色の人ばっかりだよ。なぜ?黄色玉はB5Rに入れるより、S21に入れた方がカッコイイかも。
 そういえばB5Vの方は売り切れ多発で、店によっては予約も中止とかいうことになっているらしい。トラックボールファンは予想外に多いのかも。

6月28日

* jus勉強会中止
今日予定されていたVMwareの勉強会が講師急病のため中止になってしまった。小池さんおだいじに。
* RedHat6.2J (FTP版)
Linux Magazineの付録CD-ROMを使ってRedHat6.2Jをインストールした。手順を以下に説明。
* BIOS設定の確認
ブート中にF2を押し、BIOSを確認。Ethernet wakeupの禁止とか、いろいろ設定(詳細失念)。
* ブートフロッピー作成
WindowsでCD-ROMをマウントし、dosutilsディレクトリで以下を実行。
 rawrite.exe -f \images\bootnet.img -d a
* NFSサーバーの用意
デスクトップ機にCD-ROMを入れ、Linuxを起動(こっちはSlackware3.5)。CD-ROMは/cdromにマウントされる。/etc/hostsと/etc/exportsに新Let'sのアドレスとマウント許可をそれぞれ記述。
/etc/hosts:
192.168.xxx.xxx  newlets ←実際のIPアドレス、ホスト名は念のため内緒

/etc/exports:
/cdrom newlets(ro)
ここでmountdとnfsdにSIGHUPを送る。最初mountdに送るのを忘れて、マウントできずにしばらく悩んだ。
% ps ax | grep rpc
   67  ?  S    0:00 /usr/sbin/rpc.mountd
   80  ?  S    0:00 /usr/sbin/rpc.nfsd
% kill -HUP 67 80
* ブート、インストール方法指定
さっき作成したフロッピーからブートする。カーネルが起動し、内蔵NICを無事認識した模様。インストール方法でNFSを選択。新Let'sのホスト名、IPアドレス等を入力し、NFSサーバーのホスト名とCD-ROMマウントディレクトリ/cdromを入力。
 ここで何度か「unauthorized access」に見舞われるが、原因は上記のとおりmountdにSIGHUP送り忘れていたこと。CTRL+ALT+F2とかF4でコンソールに切り換えるとインストール中のエラーログが見える。
* パーティショニング
fdiskを使って以下のパーティションを作った。
/dev/hda1  200M ハイバネーション領域
/dev/hda2  5G   /dosc
/dev/hda3  16M  /boot
/dev/hda4       extended
/dev/hda5  2G   /
/dev/hda6  200M swap
/dev/hda7  256M /var
/dev/hda8  11G  /home
/varを分ける必要まではなかったかも。
* パッケージ選択、インストール
LILO、ネットワーク、タイムゾーン、アカウント、などなどの設定を進み、パッケージを選択してインストール。T-Codeを使うのでCanna/Wnn対応のmuleは必要ナシ。B5RのビデオチップNeoMagic 2200はSVGA用のXがサポートしているはず。postgresqlは当分使わない。などなど。
 インストール開始後、ディスクのサーフェスチェックだけで約1時間かかってしまった。省略すればよかった。
* ブートフロッピー作成失敗
USB接続のフロッピードライブがカーネルで認識されるわけもなく、ブートフロッピー作成失敗。LILOをMBRにインストールするだけで済ます。
* インストール完了
これで無事完了。リブートしたところRedHatが動いた。startxすると何やら見慣れないファンシーな画面が。おお、これがEnlightnmentか。この長ったらしいカスケードメニューは私のような年よりには使えない。早くtwmの設定しよう。
 そうそう、ひとつ問題が。コンソールではちゃんとDvorakになるのに、Xの中ではなぜかQWERTYのままだ。要調査。
* battref2
RedHatインストール終了後、バッテリー残量計測のキャリブレーション、battref2を実行。
 そのとき画面をよく見ると、あっ、青のうすい輝点を3つ発見。これで星は8つか。初期不良として出せる数字だが、交換しても良くなるとは限らんしなあ。ま、気にしなければいいだけだし。
 明日はVMwareを入れてみようか。自分用の環境を整えるのが先かな。
* swap問題?
extendedパーティションが大きすぎるとswapを検出できないという問題がTurboLinuxで発生したとの情報あり。うちのは大丈夫かな。swapがなくても動くので発覚していないだけなのかも。家に帰ったら調べてみよう。
* メモ
今後参考にするはずのURLをメモしておこう。 そういえばカーネルの再構成もしなきゃいけないんだ。

6月27日

* FIPS
Linux用のディスクスペースを確保するため、Windowsパーティションを縮小。手順は以下の通り。
  1. スキャンディスク、デフラグを実行
  2. ブートフロッピーを作成
  3. fips.exeとrestoreb.exeをフロッピーにコピー。
    ちなみにRedHatではdosutilsディレクトリに入っている。
  4. そのフロッピーでブート
  5. fipsを実行
  6. パーティション2を選択
  7. 約4.8Gに縮小、確定
  8. リブート後、スキャンディスク(FAT長を修正する)
* Linuxインストールの準備
さて、RedHat6.2Jを入れようと思うのだが、どうやってインストールするか。DOSパーティションにRedHatのCD-ROMの内容をコピーしておくのが一番楽なのだが、Win98のやつ、どういうわけか「<translation table>なんてファイル名は使えないよ」とか言ってコピーを中止してしまう。使えないファイルは無視して最後までやるオプションはないものか。Cygwin入れてcpってのはオーバーキルだなあ。NFSインストールでもするか。
* PC-Card CD-ROMドライブKXL-830AN-S
予想どおり使え ない ようだ。残念。

6月25日

* 電源投入
ママとおばあちゃんが拓を連れて買い物に出たすきにセットアップ開始。
 付属品がすべてあることを確認して電源投入。あっ、赤星発見。その後の詳細な調査で青が出ない点×3、緑が出ない点×1、赤の常時点灯×1の計5個の☆が確認された。まあ、こんなものか。
* Windows98セットアップ
Win98を設定し、Panasonicユーザー登録をする。この過程でモデムがちゃんと通信できることを確認。
 ちょっとデバイスドライバを見てみたが、モデムはやはりWinモデムだった。Linuxから使えるモデルかどうかは追って調査するつもり。
* メモリ増設、CD-ROM試験
128Mメモリを装着。CD-ROMドライバをインストール。マニュアルの手順にしたがって「ファーストエイドFD」と「アップデートFD」を作成。これでいつWindowsパーティションを失っても回復可能。
* その他雑感
トラックボールはカルイ。よいよい。キーボードは、PgUp/DnがFnとのコンビネーションになっているのが意外に使いにくい。自分ではそんなに使ってるつもりはなかったのだが。最下段キー手前のパームレストの傾斜がS21のときより少なく、長時間タイプすると親指が気になるかもしれない。使い込んだころ再検討してみよう。
 ACアダプタがS21のものより1回り大きくなっている。15.1V3.3A。S21のものが2.6Aだから、容量だけ違うのだろう。

6月24日

* 購入
T-Zone本店でメモリ128M、CD-ROMドライブとともに購入。CD-ROMはWindowsのリカバリ用にと思って買ったが、Linuxで使えなくてもいいやと思うにはちと高かったかも(本体同時割引で1.5万円)。
 クロスのネットワークケーブルを買うつもりが間違ってストレートを買ってしまった。駅前まで行ってたのでT-Zoneまで引き返す気になれず、浜田電機で買う。
 今日は実家にお泊まりなのでそのまま大荷物をかかえて移動。子供の世話などに追われて開梱せずじまい。

6月20日

* 約2年ぶりに復活
CF-B5Rを買うことにしたので、一応復活させておこう。今度は何を入れようかなあ。RedHat 6.2Jとかかな。TurboLinuxVMwareプレゼントはまだやってるかな。
VMwareって、Linuxの知らないデバイスは使えないのかな。ちょうどjusの勉強会があるから勉強してみよう。

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Last updated on: Nov 24, 2004.
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